プレイヤーへの正しい攻め方(PvP)
自分の最初のプレイヤー攻撃は、まさにやってはいけない典型だった。城にある戦力を全部かき集めて敵にぶつけ、あとは奇跡を待つだけ。奇跡は起きず、届いたのは損失の報告だけだった。エンパイアのPvPが「セクター」――門、左翼、右翼――で成り立っていて、それぞれのセクターの中で近接ユニット同士、射撃ユニット同士が別々に殴り合っていると気づくまでにかなり時間がかかった。これを理解して、軍隊と司令官を正しいセクターに振り分けられるようになると、遠くから見て難攻不落に見える城も落とせるようになる。かつての自分のように高価なユニットをやみくもに燃やさずに済むよう、大事なことをここにまとめておいた。
攻撃はセクターごとに進む――これがPvP全体の核心
戦闘は大きな塊同士がぶつかり合うわけではない。軍を門、左翼、右翼に分け、それぞれのセクターで戦闘が別々に処理される。セクター内のルールはシンプルで、自分の近接ユニットは敵の近接防御と戦い、自分の射撃ユニットは敵の射撃防御と戦う。片方の種類だけをセクターに送ると、そのセクターの残り半分の防御に何も対抗できず、一方的にやられてしまう。
これは長い間誰も教えてくれなかったことで、紙の上では戦力が勝っていたはずなのに翼がまるごと壊滅した攻撃を何度か経験して初めて気づいた。占領するそれぞれのセクターには、近接と射撃の両方を一緒に入れること。軍全体に両方を持たせてあとはゲーム任せにするのではなく、実際に攻める各セクターの中に両方を配置するのがポイントだ。
さらに翼と門では必要な攻城兵器の種類が違う(これは後で説明する)。セクターを組み立てずに送ると、戦力の半分は空振りし、残り半分は消耗するだけだ。高価な最初の波を送る前に、まずは感覚をつかんでおこう。
偵察で実際にわかること(そしてわからないこと)
多くの人は偵察が敵軍の正確な内訳を教えてくれると期待している。だが教えてくれない。偵察で確実にわかるのは、城内の資源、城壁や塔に配置された防御兵器、そして多くの場合相手の防衛司令官が誰かということだ。そこから読み取れるのは防御の強さであって、射撃兵と近接兵の正確な比率ではない。
つまり判断材料は要塞の装備と司令官だ。城壁に重い防御兵器が並び、強力な司令官までいるなら、手強い相手だと見込んで波を増やし、攻城兵器も多めに用意する。逆に資源も少なく装備も貧弱な城なら、たいていはきちんと組んだ攻撃一回で十分だ。
偵察では出てこない数字をもとに計画を立てないこと。自分も最初のころは防御の比率をなんとか推測しようとして、まったく無駄だった――それよりも軍に近接と射撃の両方を持たせておき、相手の装備の重さに応じて戦力の量を調整するほうがずっとうまくいく。
近接と射撃を組み合わせる、単一兵科は禁物
基本は二種類、防御を突き崩して内部へ押し込む近接ユニットと、城壁や塔の敵射撃兵を片付ける射撃ユニットだ。単一兵科だけの軍は間違いで、どのセクターでも両方に出くわすのに、片方には何も対抗できなくなる。
防御の強さがわからないときは、セクター内をだいたい半々にしておく。自分は未知の相手には毎回そうしている――一番効率的とは言えないが、一回の読み違いで壊滅することはない。最初の攻撃を打って一番削られている部分がわかったら、次の波で比率を調整すればいい。
そして質を削らないこと。強いエリートユニットが数体いるほうが、新兵の大群よりよほど仕事をする。弱い兵士も波の枠を食い、食料を消費するくせに防御にあっさり蹴散らされるだけだ。相手のレベルに見合ったユニットを送ろう。仕上がった城に基本ユニットを投げ込むのは、ただ防御側に餌をやっているようなものだ。
攻城兵器――門には破城槌、城壁には攻城塔とマンレット
ここで自分は一番よく失敗した。軍はそこそこ揃っていたのに、攻城兵器はいつもぎりぎりになってから作り始め、できあがる頃にはやる気が失せているか、相手の城が補充し終えているかのどちらかだった。攻城兵器なしでは、攻撃は要塞にぶつかって無駄に終わる。役割は二つに分けて考えよう。破城槌は門、攻城塔とマンレットは翼で城壁を越える近接ユニットを助ける。高い城壁を持つ相手に城壁用の兵器なしで近接ユニットを送るのは、ただの無駄遣いだ。
兵器は正しいセクターに配置する――門を攻めるなら破城槌、翼で城壁を越えるなら攻城塔とマンレット。そして攻撃したいと思った瞬間に作り始めるのではなく、あらかじめ備蓄しておくこと。そうしないと生産を待っている間に勢いもやる気もしぼんでしまう。自分がまさにそうだった。
しっかり要塞化された城では、兵器は消耗品で最初の波でかなり消費されると考えておこう。だから多めに用意して複数の波に分けること。攻城兵器が貧弱なことが、そこそこの軍が中に到達できない一番多い原因だと思う。
波状攻撃で頑丈な防御を安く崩す方法
波状攻撃は堅い防御に対する最強の武器だ。一回の巨大攻撃を送る代わりに、連続して複数の波を送る。最初の波は「こじ開け役」だと考えよう――防御を薄め、城壁の防御兵器を消耗させ、守備兵の一部を削る。二波目、三波目は弱った城に当たるので、巨大な軍一つで突破しようとするよりずっと安上がりになる。
テンポよく送ること。大きな間を空けずに波を続けて送れば、相手は攻撃の合間に防御を補充する暇がない。自分の経験では、間隔を詰めて送っている限りそれに間に合った相手はいなかったが、オンラインでいる相手ならもっと速く対応できるかもしれない。逆に波の間隔を長く空けると、相手に城壁を強化し新しい守備兵を集める時間を与えてしまい、実質ゼロからやり直すことになる。
必要な波の数は、偵察でわかった防御の装備、そして何より最初の波の結果から見積もる。弱い相手ならきちんと組んだ一波で十分だが、強力な司令官がいる堅牢な城なら三波以上を見込んでおこう。最初の波は、やみくもにではなく計算ずくで犠牲にするものだ。
司令官はセクターに合わせて選ぶ
司令官は軍に攻撃ボーナスを与え、多くの場合、門への攻撃や城壁・翼への攻撃といった特定の攻撃タイプへのボーナスも持っている。司令官なしでも攻撃は通るが、それでは有利な条件を無駄にしていることになる。
どこを攻めるかに応じて選ぼう。破城槌で門を押すときに向いている司令官と、攻城塔とマンレットで翼の城壁を越えるときに向いている司令官は違う。攻撃値とボーナスを確認し、その特性に合った波に配置しよう。
優秀な司令官は大事に守り、育てよう。強い司令官は平均的な軍を通用する一撃に変えてくれる。そして、ただ試してみたいという理由だけで、最強の司令官を勝ち目のない攻撃に送り込まないこと――自分はちょうど一度それをやって、もう十分だと懲りた。軍が司令官ごと壊滅すれば、その後のターンでボーナスを失い、また育て直すまで待つことになる。
よく聞かれる質問
「軍全体に両方があればいいの、それとも本当に各セクターごとに気をつけないといけないの?」本当に気をつける必要がある。セクターは別々に計算されるので、左翼に射撃兵しか置かず右翼に近接兵しか置かないと、右翼は敵の防御射撃兵に撃ち抜かれ、左翼はそれを助けることができない。三つのセクター全部を同時に攻める必要はないが、実際に攻めるセクターには必ず近接と射撃を一緒に入れること。これは自分が始めたばかりの頃に、誰かに教えてほしかった一番のポイントだ。
盗賊男爵を練習台にする
実際のプレイヤーに挑む前に、盗賊男爵を相手に編成、セクター分け、波の組み方を磨いておこう。防御が予測しやすく、自分の城に報復も送ってこないので、どのセクターに近接と射撃をどれだけ、どう振り分けるかを学ぶのにうってつけだ。
男爵相手なら攻城兵器と司令官も実地でテストできる。そのレベルの門が破城槌を何個吸収するか、防御が崩れるまでに波をいくつ消費するか、どの司令官が自分に合うかがわかる。そこで得た数字を、高価な軍を見込み違いで溶かすリスクをぐっと減らした状態で実際のプレイヤーに応用できる。自分は新しいユニットタイプが出るたびに、実際の相手に送る前にほぼ必ず男爵で試してきた。
さらに男爵からの戦利品は新しいユニットや兵器の生産資金になるので、経済的に消耗せずにプレイヤー攻撃を続けられる。プレイヤーへの攻撃と男爵攻撃は、こうしてお互いを支え合っている。
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